亡き祖母との約束

 昨日、ふと私の祖母が亡くなる前に「いっしょに南蔵院(近所の真言宗のお寺)のぼたんを見に行こうね。」と話したことを思い出した。もう祖母の13回忌も済ませているから、随分経つのになぜかそんなことが思い出されて、南蔵院に行ってみた。

あの頃は、桜が終わるとぼたんがきれいに咲きそろい、とても見事だった。だけど桜を見に行くことはあってもぼたんはつい見逃してしまって、毎年見ずに終わってしまう。

行ってみたけれど花はすでに散っていて、ぼたんの株もわずかしかなかった。がっかりして、門前にある酒屋さんに寄ってみた。飲んだくれと離婚してこの頃は酒屋さんとのお付き合いもほとんどなく、黒猫メールの配達をしている奥さんと配達のときに話をする程度だった。

このお寺には、幼稚園があって、送り迎えのお母さんがお店に立ち寄り、にぎわっていた頃もあった。それが幼稚園がなくなり、いくつかあるお店もすっかり客足が途絶えてしまった。

お店に入ると、以前は店の所せましと並べられていたお酒が店の壁際にあるばかりで、代わりに全国のお米を売るスペースが店の中央を占めていた。

 酒屋さんに来たのだから何かお料理に合うお酒でも買おうかと眺めてみるも、大きな酒瓶はとても飲めず、ワンカップぐらいの大きさの日本酒やワインは見あたらず、あれこれこどもの話や母の介護認定のことなどを話したり、最近生まれたと言うお孫さんの話を聞いたりしてひとときをすごした。

結局、奥さんのお兄さんの畑で栽培しているという宮城のひとめぼれというお米を買ってお店を出、妹のところでお茶する約束を取り付け、帰ってお米を半分持って自転車で妹の所へ出かけた。ストーブをしまったところだけど、風が冷たく、この季節になっても肌寒く、暑かったり寒かったりで何か調子がおかしくなってしまう。

途中、薔薇がきれいに咲いていた。





何ともきれいな色あいだった。

 妹の所へ行って、この日が95歳で亡くなった祖母の命日だということを知らされた。なぜ祖母と「牡丹を見にいこうね」と言ったあのときの言葉がよみがえったのか、今でも不思議でならない。

妹に「祖母に呼ばれたのよ!」と言われ、お米をお供えして、仏壇に手を合わせた。仕事をしなくなってから、何日とか何曜日とかの感覚がすっかりなくなって、妹に言われてから、「5月13日祖母の命日」ということに気がついた。本当に呼ばれたのだろうか?不思議な気がする。

 (略)また、夕方までなかなかつながらない母への電話に、何かあったのではと心配してつながるまで掛けたりしていて、家に帰り着いたのは7時を過ぎていた。

祖母との約束を思い出し出かけ、ふらっと寄った妹の家で祖母の命日であることを知らされ、不思議な縁にやはり祖母に呼ばれたのかと思った。

家に帰ると、「食事はいらない」という息子のメールが入り、友達とお茶を飲みに行くことにした。

早稲田通り沿いのサイゼリヤで。


南蔵院
http://www.portaltokyo.com/guide_23/contents/c20024nanzo.htm

 西武池袋線練馬駅の南西、徒歩15分。開創の時期は明らかではないが、延文3年(1357年)に良弁僧都が中興したと伝えられる古刹。近くにある良弁塚から出土した金の経筒を寺宝として保存している。
 
境内には本堂のほかに江戸中期に建てられたとされる鐘楼門や薬師堂、閻魔堂など古い建物が多く、この中で練馬区に残る唯一の鐘楼門は、当時の建築様式を伝えるものとして区の有形文化財に指定されている。
  また境内は四季折々の花が美しく、練馬区の桜の名所にあげられている。

http://www.tesshow.jp/nerima/temple_nakamura_nanzo.shtml
 真言宗豊山派の南蔵院は、瑠璃光山医王寺と号し、良弁僧都が(永正年中或いは延文年中に)開創しました。江戸期には12石8斗の御朱印領を拝領、西光寺(廃寺)、大日堂(廃寺)を末寺に擁していました。古くから、万病にきく白龍丸を頒布し「南蔵院の投げ込み」として全国に広まっていました。御府内八十八ヶ所霊場15番札所、豊島八十八ヶ所霊場15番札所です。

山号 瑠璃光山
院号 南蔵院
寺号 医王寺
住所 練馬区中村1-15-1
宗派 真言宗豊山派
本尊 薬師如来、不動明王、聖観世音
葬儀・墓地 -
備考 御朱印寺、中村八幡神社のもと別当、御府内八十八ヶ所霊場15番札所、豊島八十八ヶ所霊場15番札所


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プロフィール

和枝

Author:和枝
 高校教師をやめ、ガーデニングのブログを書くうちに、気づいた小沢問題の陰に潜むマスコミや検察の腐敗をブロガーたちと追究し、小沢一郎氏の無罪判決を得ることができました。

「和順庭の四季おりおり」と題したブログの時から御支持いただいた真実を追究する仲間や冤罪被害者の皆様に支えられ、市民メディア「ツイートテレビ」を立ち上げ、私も生まれ育った東京を離れ、「生活の党と山本太郎と仲間たち」に習い、心機一転、主人の郷里・徳島にてエネルギッシュで常に現実に向き合い情報発信する生活をしています。
 
 それに伴い「和順庭」と名づけた庭も徳島県へ引っ越しました。



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口座名 服部 和枝

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