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菅さんは自分では光ることのできない人

 東京新聞の「本音のコラム」と「新即興政治論」を読んで、面白かった。『「菅 直人・小宮山洋子」の正体見たり!』http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1110.htmlで書いたように、今の内閣を見ていると、自民党の背後にいて自民党を動かし利権を得ていた勢力が民主党にも紛れ込み民主党を分裂させ混乱させて真の意味の政権交代を果たさせなくしているのに、何も気づかず意のままに動かされているように思う。代表選の時の菅候補の演説は、民主党議員が亡き石井紘基議員のことを出せば支持を得られると見越して話しているものの、石井議員のことを心から思っているという情の部分がなく、「あれっ?」と思ったものだった。

今の菅さんは、「総理というのは衆議院では不信任しない限り、他人が辞めさせることはできないと、意欲を語っていた。」と本音のコラムにあるように、権力にあぐらをかき、自分の権力を維持することに追われ、民主党のことなど考えていないように思う。挙党一致で自民党政権を倒したのに、自分だけ成し得たように勘違いしているように見える。菅さんが小沢失脚に全力をかけているのが恐ろしいことだ。何が小沢失脚によって、政権を操ろうとしているのかに思いを馳せることができないで、自滅の道を歩んでいるとしか思われない。それは同時に民主党がなくなる日だ。

「新即興政治論」で、「菅さんは自分では光ることのできない人。プロレス的で、相手がいて初めて名勝負が成立する。」と述べている。「菅さんは批判してなんぼの人。批判する対象がないと、どうにもならない。小沢さんという敵をつくることで自分たちを正当化し、まとめていこう、ということなんでしょう。小沢さんというヒール(悪役)がいて、クリーンというパフォーマンスができる。」

「国民は小沢さんにもうヒールとしての魅力を感じていない。「終わった人」との感があるんじゃないですか?すでに党代表選で実現したカードで、菅さんも過剰な期待をしすぎ。それに今の政権は小沢さんの選挙戦術で勝ち取ったわけですから、小沢さんの否定は、自らの政権も否定することにつながります。」

 小沢さんを悪役にして成り立った政権は、いつまでも小沢=悪役でいてもらわなければ権力を維持できないが、国民がこれに気づき市民運動が起き始めたので、揺らいでいるということになる。菅さんが向かうのは小沢失脚によって自民党時代と同じ利権で動こうと民主党消滅をねらっている勢力で、小沢さんではないはずだ。

尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる対応の頼りなさや消費税発言やにも国民は失望し、「自民党と同じだと。その段階で終わった。同じなら慣れている人たちの方がいいですから」と、小沢攻撃でクリーンさをアピールする以外に何も中身がないことがわかりはじめたといってよい。また、主義主張の違う他党にやたらエールをおくり、どの党からも見放されている八方塞がりの状態だ。一貫性もない。

民主党員を悪役に仕立てて己の権力を固持しても、そんなのは両院総会や党大会で見抜かれ、民主党員からも相手にされないはずだと思っている(民主党議員がなぜ政権交代を果たそうとしたのかという思いと国民の生活を第一に考えていればだが)。今の状態で選挙に臨んでも誰も国会に帰ってはこれないだろうから。

首相自ら仕掛けることのできるテーマはほとんどなく、ただ運のよさとマスコミの応援だけでここまできたが、それを見抜いた市民がついに立ち上がるということになる。日本を守れる政治家をこんな中身のない政権に失脚されることがあっては断じてならない。党大会にぶつけて、仕掛ける勢力が小沢強制起訴をもってくることも考えられる。それが心配だ。だが、今私にできることをする!誰かを悪人に仕立て成り立つ政権など、いらない!市民よ!立ち上がろう!明日のデモにいざ出陣!

書き写し=====================================
東京新聞本音のコラム 「菅首相のやる気」
山口 二郎
 年が改まるとともに、菅首相が突然やる気を示すようになった。直接的な引き金は、小沢一郎氏の資金問題をめぐる決着を自らつけようということだろう。
 
 本欄でも再三菅首相が何をやりたいのかわからないと批判してきたので、ともかく首相が政権運営の強い意欲を示すようになったこと自体は歓迎したい。実は、昨年末、久しぶりに首相と議論する機会を得た。その時首相は、就任以来半年間は、参院選、小沢氏との代表選争い、臨時国会、外交日程などで追いまくられ、じっくりものを考える余裕がなかったと言っていた。

 政治家にはそんな言い訳は許されないとはいえ、それも本音だろうと思った。そして、総理というのは衆議院では不信任しない限り、他人が辞めさせることはできないと、意欲を語っていた。

 問題はその意欲をどのような方向に発揮するかである。小沢氏の問題は、通常国会でまともな政策論議を行うための前提であって、それ以上の話ではない。自民党は新年早々倒閣、解散に追い込むと宣言しているので、平穏な政策協議など期待できないだろう。通常国会での戦いにあたって、首相は政権交代の原点に戻り、自民党政治のどのような部分を否定するのか、どのような政策を転換するのかを明らかにし、徹底的に論戦を展開するしかない。(北海道大教授)


新即興政治論
今年、菅首相の進むべき道は 

作家・教育評論家 後藤武士 
   聞き手・西川裕二

小沢氏以外の「標的」を

(略)
西川  小沢氏への対応など、首相の決断力が問われています。

後藤  菅さんは批判してなんぼの人。批判する対象がないと、どうにもならない。小沢さんという敵をつくることで自分たちを正当化し、まとめていこう、ということなんでしょう。小沢さんというヒール(悪役)がいて、クリーンというパフォーマンスができる。

西川  期待するほどの効果はない気がします。

後藤  国民は小沢さんにもうヒールとしての魅力を感じていない。「終わった人」との感があるんじゃないですか?すでに党代表選で実現したカードで、菅さんも過剰な期待をしすぎ。それに今の政権は小沢さんの選挙戦術で勝ち取ったわけですから、小沢さんの否定は、自らの政権も否定することにつながります。衆院解散・総選挙で民意を問わないとおかしい。

西川  小沢氏の問題以外にも、支持率下落の原因はたくさんあります。

後藤  一番は尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる対応。頼りなさとか、どちらを向いているのか分からないとか。首相の消費税発言やマニフェストをひっくり返したことにも国民は失望した。自民党と同じだと。その段階で終わった。同じなら慣れている人たちの方がいいですから。

西川  社民党に秋波を送る一方で、同党と政策的に相いれない、たちあがれ日本に連立入りを打診するなど、一貫したものが感じられません。

後藤  今は幕末、太平洋戦争後に続く第三の戦国の時代。過去二回は外圧によって日本のシステムがたたき壊された。そんな時、政局で右往左往する前に政策があるべきです。同じ考えを持つ人たちが組むべきで、理念の違う人が共闘するのは逆転している。本人たちも相当やりにくいでしょう。おかしいと思っていても、しがらみがあって再編できないでいる。

西川  首相は政策面で指示を連発しています。

後藤  内政での支持率アップは難しいでしょう。これというものが出せる状況にない。でも、外交ではひょうたんから駒があるかもしれません。尖閣では失敗したが、有事の際の危機管理をうまくやれば評価は大逆転する。危険も伴いますが。

西川  首相自ら仕掛けることのできるテーマはほとんどありません。

後藤  今のところは期待できないでしょう。ただ、菅さんは運がいい人。小沢さん以外に攻撃する標的を見つければ、批判のパフォーマンスは一流なので、一気に人気を取り戻す可能性はあると思います。

西川  競い合う対象は野党だったはずです。

後藤  菅さんは自分では光ることのできない人。プロレス的で、相手がいて初めて名勝負が成立する。自民党にとっては、カリスマ性のある指導者がいないことが不幸中の幸い。いれば菅さんにとって格好の標的になっていたことでしょう。

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でも、自民党もダメです。

http://www.melma.com/backnumber_30321_5067042/
 21世紀に入って丸十年が過ぎました。この十年も日本及び日本
人にとってはバブル以降の十年と同じように「失われた十年」だっ
たように思えます。
 その主たる原因は小泉ー竹中というアメリカの下僕の様なコンビ
によって日本社会の根幹が破壊されたことによるものだと思います。
竹中という学術論文ひとつ発表したことのない経済学者が打ち出し
た政策こそアメリカのシカゴ学派の新自由主義理論に基づくもので
した。これこそが日本経済の復活の唯一の道とされほとんどのメデ
ィアも持ち上げていたのです。
 しかしこれはもうすでに他の地域で実験され失敗し破綻した理論
でもあったのです。かつて中南米諸国は深刻な通貨危機に陥ってい
ました。当時IMFは金融支援の見返りとして新自由主義政策、す
なわち財政支出削減のために公務員の削減、公共料金の値上げ、福
祉・教育費の削減などを求めました。また政府の規制を撤廃、緩和
し民間の自由な競争により成長を促そうという政策も推進されまし
た。外資導入、民営化、公務員のリストラ、自由貿易、小さな政府
などの政策、どこかで聞いたことがありますよね。自由競争による
繁栄の結果、雨のしずくが滴り落ちるように貧しいものにも富が浸
透するというトリクルダウン理論が喧伝されていました。これも聞
いたことがありますね。
 さて中南米諸国でこの政策が採用された結果はどうだったでしょ
う。各国で起きたのは地場産業、中小企業の倒産。失業者の増大、
中間層の没落、貧困層の極貧層への転落など格差の増大でした。こ
うした経験の中から各国が学んだのは新自由主義の自由とは自分た
ちの自由ではなくアメリカにとっての自由だということです。その
結果、現在コロンビアを除くほとんどの国は反米あるいは非米政権
に変わっているのです。
 中南米の失敗から十年もたって、まったく同じようなことを行っ
のが小泉ー竹中コンビでした。日本でも中南米と同じようなことが
起きています。こんなことは予想されて当たり前の結果でもあった
のですから二人の責任は重大です。彼らは郵政公社の資産の処分で
も身内に有利なように図った疑いがあります。とりわけ竹中の場合、
金融担当大臣として日本の銀行を外資に与えるような指揮をしたり、
お仲間の設立した日本振興銀行に驚くほど短時間に認可をおろすな
どきわめて不当な動きをしていました。国会に呼んで証人喚問でも
したら面白いのではないでしょうか。
 ともあれわたしたちは新自由主義政策失敗の後遺症の中で苦しん
でいるわけです。この先展望が明るいことを祈りたいのですが現政
権の前原・枝野辺りはどうも新自由主義の流れの近いようなので安
心はできません。本来であれば人は自他共栄、みんなが幸せにとい
うことを目指すのが当たり前です。でも今の状況下では開き直って
自分や周囲の人の幸せだけでも確保できるようにがんばってみまし
ょうか。

こういう見識が欲しいものです。

ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだのコメント欄
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-198.html#comment
tontonさんの貼って下さった記事を転載します。

tontonさんwrote:
今週の週刊ポストを読んでください

◆今週の週間ポストの小沢対談「天命に従う」には小沢の政治論、日本の政治解決策がわかりやすく書いてある。
個人的には納得と言うか、実に同感ができる。
要点を書くと
日本の景気回復の鍵は大企業が海外投資・進出を促進することに終始することでなく、株主と大企業役員が収入を高めることでなく、
●社員(一般国民)の所得を上げること(国民への利益分配を高めること)
●下請け企業に適正な利益分配をすること。
●社会保障等のセーフティネットをつくり国民の生活不安・経済的将来不安をなくすこと。
●これによって下がりきった国内消費を安定的に高めること。
日本のGDPの60%は国内消費であり、国家経済のベースは国民消費に支えられた国であり、国内消費が高まれば日本経済は安定する。
終身雇用といった日本の安定的な社会システムを小泉政権が失わせた一要因をつくった。
●もういちど国民に即した社会システムに戻すこと。
●アメリカに全て追随する子飼いになることではなく(そのほうが楽だという政治判断に陥るのではなく)真の同盟国として自立した政治ができる日本になること。
アメリカはいつにおいても日本を守ってくれるという思想の時代は終わった・・・アメリカも自国利益を優先するし、メリットがなければ守らない。
アメリカは日本にとって最重要同盟国であるが、その関係を本物にするためにも従属するのではなく自立的パートナーシップを構築することである。
円高が80円から70円に進んだとしても大企業はリスク回避策を講じているので、そのことはそんなに心配はいらない。
プロフィール

和枝

Author:和枝
 高校教師をやめ、ガーデニングのブログを書くうちに、気づいた小沢問題の陰に潜むマスコミや検察の腐敗をブロガーたちと追究し、小沢一郎氏の無罪判決を得ることができました。

「和順庭の四季おりおり」と題したブログの時から御支持いただいた真実を追究する仲間や冤罪被害者の皆様に支えられ、市民メディア「ツイートテレビ」を立ち上げ、私も生まれ育った東京を離れ、「生活の党と山本太郎と仲間たち」に習い、心機一転、主人の郷里・徳島にてエネルギッシュで常に現実に向き合い情報発信する生活をしています。
 
 それに伴い「和順庭」と名づけた庭も徳島県へ引っ越しました。



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口座 ゆうちょ銀行
記号 10000 番号 88352491

■銀行からの振込みの場合
口座 ゆうちょ銀行
店番 008 普通預金
口座番号 8835249
口座名 服部 和枝

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