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「元祖テレビ世代」(ポスト団塊世代)の生活を振り返って

 
 昨日の新聞に合格祈願で湯島天神(湯島天満宮)がにぎわっているとあった。多くの参拝客に願い事されて、この時期神様も大変だろうと思った。寒さが身にしみると、「あーもう受験の時期なのだなー」と思う。年をとって新年を迎える年越しの参拝が寒さできつくなり、今年は年が明けてからのお参りだった。だんだん、年をとるにつれて、今まで当たり前のようにしていたことをするのが難しくなるのだとも思った。

 先日、車に乗っていて、「オールナイト日本」の音楽が聞こえ、思わず懐かしくなった。そういえば受験勉強をしていた頃よく聞いたっけ。私は、明治生まれの厳格な祖父母に育てられ、子供の頃から早寝早起きで育った。小学校の頃など、夕方6時には家族全員揃って正座しての食事。デザートが運ばれ食べるまで席を立てなかった。祖父が帰ったり来客があれば、玄関に三つ指ついて迎えたものだった。(母はその習慣が身についていて、今ケアマネージャーさんなど誰が来てもこのようにして迎えている)。8時には、家中の電気が消えてしまう。子供の時間はそれまでで、勿論大人は子供が寝てから起きて大人の時間をすごすのかもしれないが、知らず知らずのうちに早寝早起きの習慣が身についていた。

高校受験だったか大学受験だったか、受験生が誰でもするような受験勉強を徹夜でしてみた。この時かかっていたのが、この「オールナイト日本」の曲だった。なんか夜起きているのが、ちょっと大人になった気分だったのを今でも覚えている。ただ、長年身についた習慣とはなかなか消えぬもの。結局、夜起きていてもちっとも覚えられず、すぐに朝型の勉強法に変えてしまった。

 大学時代、通っていた女子大の児童育成カウンセラーのボランティアを先輩にすすめられ、朝日厚生事業団の試験を受け、スケートやキャンプの指導員として子供たちとすごすことが夏休みや冬休みの生活のほとんどとなった。スケートの指導をするのにオープン前のスケート場で練習するため、始発に乗って電車の中で日の出を見ることもしばしばであった。

「こどもの国」だけでなく、表彰のため朝日厚生事業団の主催する健康優良児童が東京に来たときの青少年センターでの付き添いカウンセラーなど、大学時代はこどもたちとのキャンプカウンセラーやスケート場の指導員など、出るのは交通費だけだったから今の学生のアルバイト代などとは雲泥の差だったが、それほどお金を使うということもなくすごした。

 大学を卒業する頃、祖父が亡くなり、母は子供の頃から実家に帰っていて、女性も生活力がなければ母のように子供を置いて出て行かざるを得ないと思った私は、この当時女性が男性と同等に仕事ができるのは教職だけと、教員試験を志した。子供とすごした大学時代がそのように決めさせたのかもしれない。

 そんなとき大学から「行ってみないか」と紹介があり、大学の理事長面接を受けて紹介された学校へ行った。このときの理事長面接ほど緊張したことはない。論文を通り、面接さえ通ればほぼ間違いないと言われていたからだ。採用されて辞めるまでの26年(定年まで勤められればよかったのだけど、それは今までのブログにも書いたようにかなわなかった。)在職中・辞めてから精神的にも痛手を追った私が、ここまで立ち直れたことが不思議だ。だけど、辞めてはじめて真の友人にも会うことができた。傷ついた経験があるから、人の痛みがわかる。優しくなれると思っている。冤罪被害者など世間から突き放された方々の痛みについてブログに書かざるを得ない気持ちにもなるのだ。

 家事と育児と仕事と。二人の子供を保育園に預けながら、11年の保育園の送り迎えは本当にきつかった。夕方、仕事から保育園に子供を迎えに行き、連れて帰ってからがそれはもう闘いで、産休明けの子育て(上の子のときは産休は産前・産後6週、下の子の時は産前6週・産後8週だった。)など、育児について何も知らぬ上、何もかも一人でせねばならず、飲んだくれ夫などあてにはできず、子供の首の座らぬうちは、風呂上りなど裸同然で飛び回らざるを得なかった。

 子供が保育園に入るまで、延長保育ができるまでの二重保育の間は子育てのベテランの保育ママさん(出産間近に他区に越したので保育ママさんに空きがなく保育ママさんの紹介で区から認可を得ていない方だが)にずいぶん助けられ力になっていただき、励ましてもいただいた。未熟な母親より保育ママさんの方が子供は安心だったようで、今は嫁いだ娘などは昼間はずーと寝ていて手のかからぬ子だと言われ、家に帰ってから目をぱっちり開けて眠らず、夜中におんぶしたり抱っこしたり、仕事で疲れ、朝は早い仕事なのに、家事と育児に追われ、泣きたい思いだった。

 こんな中で育てられた我が家の子供たちは、およそ私の子供時代のように8時には寝るなどという生活をさせることはできず、食事をしてやっと落ち着いたと思ったら9時をすぎていて、なんだかんだでどうしたって10時を過ぎるということになる。まあ、核家族だとどうしてもこうなる。おじいちゃんやおばあちゃんがいれば、それはそれで気苦労もあるだろうけど、子供を見ていてもらうこともできる。だけど、こどもが生まれたとたんに、何もかも母親一人にかぶさってくるって何だろうと思った。

 「女性も働いた方がいい」という言葉にのせられて結婚したが、気がつくといつも一人で家事や育児をこなし、それでもときどきお風呂にこどもを入れてくれたり公園へつれてってくれるっだけましかと自分をなぐさめ、毎日のように赤ちょうちんで飲んでくる夫をうらめしく思ったものだった。

 こんな中でひたすら「今に見ておれ!」と、こどもが成人する日だけを楽しみにすごしてきたといってよい。子育ては大変だった。だけどあのぐっすり寝られる時間を楽しみにして夢中で子育てしていた頃が懐かしい。今はたっぷり寝る時間もある。

 離婚をして今、新たに自分のための人生を歩み始めて、それまで縛り付けられていた仕事から離れ、今だにフラッシュバックして苦しむことはあっても、心から分かり合える友人も得て、幸せなのではないかと思う。どんな経験も無駄ではなかったと思うからだ。辛いあの時があって、分かり合える人たちとめぐり合える、そう思えるからだ。女性が社会進出するのがまだめずらしかった頃(大学の友達はほとんど在学中に見合い、卒業と同時に結婚。私のように4年制大学に進む女性は少なく短大がほとんどだった)、必死で子育てと格闘した中で育った我が家の子供たちには、さびしい思いもさせたのではという気持ちもある。

 「今日は帰り遅くなるから食事いらない」と言って仕事に出ることがほとんどになった息子に、友達の仕事が終わるのを待って一緒に食事したり、パソコンの設定を換えてもらったり、あれこれお茶を飲んだりしながらという日々をすごしている。

 私が育った頃は、こうして食事をしに夜出ることなど考えられなかった。どこのお店も夕方には閉まってしまい、家で家族とすごすのがほとんどだった。今はお正月からやっているお店やコンビニなど便利になったと思う。だからこそ、多種多様な生き方ができるのかもしれない。

 日本の国もバブルがはじけて、ただお金だけの価値観から変化しつつあるように思う。政権が交代したのだから、国民が心豊かに暮らせるような世の中を、国民を大事にできるような世の中を、自分の権力を維持するだけに固執せずに、いつも日本の国に生きて生活している人たちに目を向けながら政治に携わってもらいたいと願っている。「日本に生まれてよかった」と思ってもらえる国となるよう、為政者は常に心してもらいたい。

 はじめてテレビが登場した「元祖テレビ世代」をすごして、テレビのあり方も問われる時代となることだろう。人権を無視し、レッテルを貼り、攻撃する情報操作の手段として本来の果たすべき役割を逸脱したメディアの責任を、これからは視聴者が指摘し、真実を伝えないメディアは視聴者から拒否しネットに変える時代となるだろう。

「元祖テレビ時代」「抱っこちゃん時代」「フラフープ時代」「月光仮面・怪人二十面相時代」など、育った時代を象徴する言葉は、いくつもある。戦後のあまりの急激な日本の変化に、生きるのにも時代にめまぐるしく協調・対応して生きざるを得ない。時代に取り残されないように、置いていかれないようにと息せききってついていく、そんな時代から中身で結びつく時代へと変わっていくのかもしれないとふと思うのだった。

 
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フラッシュバックに効く漢方

こんにちは。
和順さんはフラッシュバックに今でも悩まれているそうですので、
役に立ちそうな情報をお伝えします。
漢方薬の四物湯と桂枝加芍薬湯の両方服用が効くそうです。

>臨床精神医学という雑誌の第36巻4号(2007年)に
>私の尊敬する神田橋條治先生の講演紹介が載っていて
>フラッシュバックに対して
>この二つの漢方を合わせて1日1~2回 1~2ヶ月服用すると
>随分軽くなると書いてありました

この情報は、精神科医の女医さんが書かれているものです。
http://rikomidorikawa.blog57.fc2.com/blog-entry-86.html

どうか参考にして見て下さい。

では。

No title

青龍さま、ご心配いただきありがとうございます。でも、今は聞いてもらえるので、大丈夫です。言えば、それで不安はなくなりますので。
プロフィール

和枝

Author:和枝
 高校教師をやめ、ガーデニングのブログを書くうちに、気づいた小沢問題の陰に潜むマスコミや検察の腐敗をブロガーたちと追究し、小沢一郎氏の無罪判決を得ることができました。

「和順庭の四季おりおり」と題したブログの時から御支持いただいた真実を追究する仲間や冤罪被害者の皆様に支えられ、市民メディア「ツイートテレビ」を立ち上げ、私も生まれ育った東京を離れ、「生活の党と山本太郎と仲間たち」に習い、心機一転、主人の郷里・徳島にてエネルギッシュで常に現実に向き合い情報発信する生活をしています。
 
 それに伴い「和順庭」と名づけた庭も徳島県へ引っ越しました。



※寄付のお願い
■郵便局からの振込みの場合
口座 ゆうちょ銀行
記号 10000 番号 88352491

■銀行からの振込みの場合
口座 ゆうちょ銀行
店番 008 普通預金
口座番号 8835249
口座名 服部 和枝

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