イタリア国民投票で脱原発へ!

 国民投票の様子


伊・国民投票、反原発派が圧勝


喜びあう、イタリア国民(3分30秒あたりからも喜ぶ市民へのインタビュー後、最後、踊りあう)



 イタリアには、現在原発がない。ベルルスコーニ首相は原発推進を模索してきたが、福島第1原発の事故後、突如再開凍結を発表、国民投票へ。首相は、再建設できなくなるため阻止へ動こうとし、民放と国営テレビも直前まで国民投票の話題を大きく伝えなかったので、ローマのメッサジェーロ紙など一部メディアは「夏の国民投票は過半数に至らない」とみていた。


 しかし、「緑の党」や中道左派野党を中心に、イタリア国民は口コミやネット通信で投票を呼びかけて、予想を上回る投票率になり、成立条件である50%超を大幅に上回る57、0%の投票率に達し、反対票は94%を超え、国民の圧倒的多数が脱原発を支持する結果となった。

このあたりのことは、田中龍作ジャーナルに詳しい。引用したので、見てもらいたい。

 ベルルスコーニ首相は同日、「イタリアは原発を放棄し、再生可能エネルギーに依存する判断を下すだろう」と発言し、政府の計画が国民に事実上、否決されたとの認識を示した。

イタリアの「緑の党」創始者の一人で、87年と今回の国民投票の提唱者、パウロ・チェント元下院議員(50)は毎日新聞の取材に「欧州一の原発国、フランスの政府は推進に躍起だが、国民レベルでは反発も大きい。原発の是非は政府ではなく国民自身が決めるべきだというイタリアの考えが、今後、世界に広がることを願っている」と話したと伝えている。

国民投票で脱原発を決定したイタリア、すでに脱原発を発表しているドイツ、スイス。今後多くの国が脱原発へ向けて、舵を切ることだろう。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011061300840&j4

イタリア、脱原発を選択=福島事故後で初、9割超が反対-国民投票
 
【ジュネーブ時事】原子力発電所を持たないイタリアで13日、過去に全廃した原発の復活の是非を問う国民投票が即日開票され、成立条件である50%超を大幅に上回る投票率に達し、復活拒否が決まった。反対票は94%を超え、国民の圧倒的多数が脱原発を支持した。
 
福島第1原発事故後に国民の審判で原発反対を選択したのは同国が初めて。政府が目指す将来の原発新設計画は白紙撤回される。
 
イタリアのANSA通信によると、ベルルスコーニ首相は同日、「イタリアは原発を放棄し、再生可能エネルギーに依存する判断を下すだろう」と発言。政府の計画が国民に事実上、否決されたとの認識を示した。
 
イタリア内務省によると、最終的な投票率は57.0%。国民投票の成立に必要な50%超を大きく上回り、国民の関心の高さが浮き彫りになった。(2011/06/14-01:48)

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毎日jP

http://mainichi.jp/select/world/news/20110614ddm001030103000c.html


イタリア:脱原発を継続 国民投票成立、再開反対9割超

 
【ローマ藤原章生】イタリアで2日間にわたり行われた原子力発電再開の是非などを問う国民投票は13日午後3時(日本時間同日午後10時)に締め切られ、成立条件の過半数を上回る約56・99%の投票率に達し成立した。

国内投票分100%の開票で原発反対票が94・53%となり、同国の原発建設は将来的にも不可能になった。福島第1原発事故後、国民投票で反原発の立場を鮮明にしたのは世界初。原発を推進してきたベルルスコーニ首相は投票締め切り前、「原発にさよならと言わねばならない」と語り、敗北を認めた。

 内務省発表のデータには在外投票が白票の形で計算されており、16日に出される最高裁判断でそれが上乗せされれば投票率はさらに高まる。

 イタリアには現在、原発はない。ベルルスコーニ首相は原発推進を模索してきたが、福島第1原発の事故を受け、突如再開凍結を発表するなど国民投票の成立を阻もうとしてきた。国民投票で再開が拒否された場合、将来的にも建設ができなくなるためだ。

 メディア王のベルルスコーニ首相の影響からか、民放と国営テレビも直前まで国民投票の話題を大きく伝えなかった。すでに夏休みを取ったり週末は海に行く人が多いため、ローマのメッサジェーロ紙など一部メディアは「夏の国民投票は過半数に至らない」とみていた。

 しかし、「緑の党」や中道左派野党を中心に、イタリア国民は口コミやネット通信で投票を呼びかけて、予想を上回る投票率になった。

 イタリアの「緑の党」創始者の一人で、87年と今回の国民投票の提唱者、パウロ・チェント元下院議員(50)は毎日新聞の取材に「欧州一の原発国、フランスの政府は推進に躍起だが、国民レベルでは反発も大きい。原発の是非は政府ではなく国民自身が決めるべきだというイタリアの考えが、今後、世界に広がることを願っている」と話した。

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田中龍作ジャーナル

http://tanakaryusaku.jp/2011/06/0002486


【ローマ発】 「東電福島」と共に崩れ去ったイタリア原発政策の虚構

2011年6月14日 06:44
「原発ノーサンキュー」の旗を掲げ歓喜の声をあげるローマ市民。(13日午後3時40分、「真実の口」前広場。写真:筆者撮影)
 13日午後3時40分、「真実の口」前広場。トレーラーに搭載された特大テレビのスピーカーから「投票率は57%」のアナウンスが流れると会場は指笛と歓声が鳴り響いた。海外在住のイタリア人を分母に入れ彼らが全て無投票となっても、国民投票の成立に可能な50%に達するからだ。

 ベルルスコーニ政権による原発推進政策の廃棄を求める国民投票を成立に持ち込んだのは、東電・福島原発の事故であった。

 そもそも「反原発国民投票」は野党がベルルスコーニ政権に揺さぶりを掛ける目的で一年半前に持ち出したものだった。50万人を超える署名が集まったことから最高裁が国民投票を支持したのだが、それは今年1月12日のことだ。福島原発事故より2か月も前である。

 イタリアでは1995年以降7回の国民投票が実施されたが、いずれも投票率が低かったため否決されている。

 何よりベルルスコーニ首相が支配するメディア(新聞・テレビ・雑誌)が「エネルギー源として原子力は必要です」と国民を洗脳してきた。首相もタカをくくっていたのである。

 ところが「3・11」が発生する。欧州全体に反原発のうねりが起き、イタリアでも世論が高まった。日本と同じ地震多発国であるため原発に対するイタリア国民の不安と反発は計り知れないほど大きかった。

 ベルルスコーニ政権は形勢不利と見るや「原発凍結法」を制定する。ほとぼりが冷めたら原発建設を再開しようという魂胆である。

 ところが世論は政権の目論見通りには行かない。原発が持ち込まれる可能性のあるサルデーニャ島で5月に住民投票が行われ、「原発反対」が97%を占める結果となった。

 焦りの色を濃くしたメディア王のベルルスコーニ氏は支配下の新聞・テレビ・雑誌を総動員して「反国民投票キャンパーン」を展開した。テレビ討論で与党国会議員は「投票に行くな」とまで叫び、国営放送のアナウンサーは投票日を間違えて読むなどした。

 だが有権者のほとんどは海外メディアの報道やインターネットを通じて福島の惨禍を十分に知っていた。(日本と事情がよく似ている)

 筆者がインタビューした市民は全員といってよいほど「技術立国で安全と言われていた日本で事故が起きたのだから、原発は恐ろしい」と答えた。

 国民投票直前の6月9日にはローマ法王が「人類に危険を及ぼさないエネルギーの開発をすることが政治の役割だ」と述べ、暗に原発を否定した。国民の9割以上がカトリック教徒のイタリアで、法王が言外とはいえ原発を否定したことの影響は小さくなかった。

 かくいうローマ法王も福島の事故後、原発に対するスタンスを変えたと言われている。法王にとっても福島の事故は衝撃的だったのである。

 チェルノブイリ事故前から「反原発・反核」を訴えてきたアンジェロ・バラッカ博士(物理学)は、原発をめぐるイタリアの事情を次のように指摘した――

 「国全体が地震帯の上にある」「原子力利権の裾野は広いため表立って問題点を批判できなかった(※注)」「御用学者とマスコミが『エネルギー源として原発は必要』と情報操作してきた」……日本と全く同じではないか。

 危険性を軽視し安全神話の上に成り立っていたイタリア原発政策の虚構は、「東電福島第一原発」と共に崩れ去った。


※注
イタリアでは1963~64年から原発が稼働し始めた。チェルノブイリの事故(86年)を受け、翌年の国民投票で廃止が決まった。廃炉を終えたのは97年。

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今回のイタリアの脱原発国民投票ですが、賛成派は投票棄権でよく、反対するには投票する必要がありました。なので実情は、反対が投票率の57%、賛成が46%です。ご参考までに。
プロフィール

和枝

Author:和枝
 高校教師をやめ、ガーデニングのブログを書くうちに、気づいた小沢問題の陰に潜むマスコミや検察の腐敗をブロガーたちと追究し、小沢一郎氏の無罪判決を得ることができました。

「和順庭の四季おりおり」と題したブログの時から御支持いただいた真実を追究する仲間や冤罪被害者の皆様に支えられ、市民メディア「ツイートテレビ」を立ち上げ、私も生まれ育った東京を離れ、「生活の党と山本太郎と仲間たち」に習い、心機一転、主人の郷里・徳島にてエネルギッシュで常に現実に向き合い情報発信する生活をしています。
 
 それに伴い「和順庭」と名づけた庭も徳島県へ引っ越しました。



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口座名 服部 和枝

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