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乳がん (8)食事療法 3実行と失敗

 放射線治療に通い始めた頃、癌と向き合うことへの不安に押しつぶされそうになりながら、東西の書籍を読みあさり、がん患者の集まりに参加して、何とか自分の道を見出そうとしていた。特に、先に挙げた「乳がんと牛乳」や「葬られた『第二のマクガバン報告』」は、私にそれまでの食生活を見直すきっかけとなる書となった。

 「乳がんと牛乳」の著者ジェイン・プラントは、自らの乳癌と闘う体験を記し、その原因と予防に迫り、私に癌でも生きられるという勇気と道筋を与えたといってよい。(詳しくは、「乳がんと牛乳」の所参照)
 
癌と宣告されたら、誰もが「もう助からないのではないか?」「再発するのではないか」という先の見えない不安にどうすればいいのかとうろたえる。

 原因があるからなったはずなのに、何もすることもなく標準治療だけがどんどん進んでいくと、気持ちが追いつけないまま不安だけが心を支配するようになる。

肺ガンだったら煙草を吸わないとかいうように、「乳癌もまた再発を防ぐために何かできることはないだろうか?」と、本を読みながら探し続けたのも、この頃だった。

 乳癌の再発を経験し、リンパ節に転移して抗癌剤を投与されながら、原因を追究しようとした「乳がんと牛乳」の作者の生き方は、絶望から希望へと私を導いたばかりでなく、積極的に納得する治療を受けようという気持ちに変えた。

私もまた少しでも同じがん患者の参考となればと自らの経験をこうして書いているが、この文章を読むがん患者には、直接本を読み、自分自身でどうするかという判断をして欲しいと思う。 

それまでの食生活も遺伝子も人によって違い、ただこれを読んで、安易に牛乳と乳製品をやめようというのではなく、しっかり考えて決めてもらいたいと思う。

 私自身、何よりも体ができる二十歳(はたち)までの食生活を振り返ってみた。明治生まれの祖父母のいる家庭で育ったこともあり、いつも日本料理だった。畳に正座で家族揃って純和風の食事をしていた。肉などほとんど食べることはなかった。酒飲みの家庭でもなかった。

学校の給食は、パンに脱脂粉乳だったが、家では日曜日の朝に近くのパン屋さんに焼きたてのパンを買いに行って食べるのが楽しみなぐらい洋風な食事とはほど遠かった。

年寄りの食べるような食事をしながら、私の体は出来上がった。勿論、痩せていた。

 それが、結婚をして食生活ががらりと変わった。こどもを連れて、土日などは焼肉屋へ。それまでの魚や野菜などの植物性タンパク中心の薄味の食事から肉中心の食事となった。

おまけに酒飲みと結婚したために、家でも食事にでかけてもアルコールのある食卓に並ぶような食事となる。味付けも濃い味となった。

 子どもを保育園や学童に預けながら、教師として働いていた頃は、それだけのエネルギーもいるから、このような食事でもいいのかもしれないが、食生活というもの、体が老化していっても、なかなか変えることができない。

仕事を辞めてからもこのような食事をし、消費するエネルギーはそれほどでもないから、おのずと太る。癌になるまで食生活を見直すことなどあまりなかった。癌の手術後のはじめての病院での食事にステーキを選んだほど知識も自覚もなかった。
 
 今思えば、どんな病気になっても不思議がないぐらいの高カロリー・高タンパクの食事で、これがあらゆる病気の原因となることを知った。成長期を過ぎ、この年の私の体には必要ない高カロリー・高タンパクの食事だったのだ。

 「葬られた『第二のマクガバン報告』」を読んで、骨粗鬆症の予防には牛乳は役立たないどころか有害であるということを知った。

牛乳などに含まれる動物性タンパク質は植物性タンパク質と異なり、体にもたらされる酸の量を増加させ、血液や組織の酸性度が高くなる。体は酸性の環境を嫌い、これを抑えようとして、この酸を中和するために、カルシウム(酸を中和する物質)を使う。

 このカルシウムはどこからか調達しなければならなず、それが骨から引き出される。このカルシウムの損失は、骨を弱め、さらに大きな骨折の危険にさらす。

長年にわたるカルシウムの極端過剰摂取は、体内カルシウムをコントロールする能力を低下させてしまう。長期わたってカルシウムの過剰摂取が続くと、永久に、または一時的に、カルシウムの吸収と排泄のコントロールが乱れ、体は「カルシトリオール」(どれだけ排泄し、どれだけ骨の中に分配するか」を自動調整するための活性型ビタミンD3)の制御能力を失う可能性がある。

このようにして調節機構を崩壊させると、更年期および更年期後の女性の骨粗しょう症発症の元凶となる。「骨ミネラル濃度」が高いと、変形性関節症(骨関節炎)・乳ガンのリスクが高くなるともいう。「骨粗しょう症」のリスクを最小限にするためには、いつも体をよく動かし、いろいろな未加工・未精製の「植物性食品」を食べ、乳製品を含む「動物性食品」を避け、塩の摂取量を最小限に保つことなどが挙げられる。

「乳がんと牛乳」や「葬られた『第二のマクガバン報告』」を読み、「動物性タンパク質摂取量の増加」は、「インスリン様成長因子」(IGF-1)の製造を高め、ガン細胞の増殖を活発にさせることを知り、それまでの動物性たんぱく質中心の食事から植物性たんぱく質中心の食事へ変えている。

また、植物繊維が多く含まれ、抗酸化作用のある野菜や果物などを、できるだけ新鮮なホールフード(できるだけ自然な丸ごと)の形で摂取するようにしている。

 無農薬で安心した野菜が食べられるよう、家庭菜園で野菜やハーブを育てている。虫に食われることもあるが、これが本来の野菜の姿ではないかとも思う。

「乳がんと牛乳」を読み始めた頃は、この作者のしていることをとにかくしてみようと思い、日本ではあまりスーパーで売られていないフェンネルというハーブをジュースにするために、園芸店で苗を探しては育てたこともある。

しかし、このフェンネルは、私のように女性ホルモン過剰なタイプには逆効果になるばかりか、発ガン性もあると調べて知り、ジュースにすることは止めた。

ベーター・カロチンやリコピンなどのカロテノイド、ビタミンC、ビタミンEを含んで抗酸化作用を持ち、細胞膜やDNAを傷害するフリーラジカルを除去してくれる新鮮な野菜や果物を摂り、体を温める生姜などの食品や含まれているシステイン様物質がDNAの傷害を修復するといわれているにんにくもよく食べる。

乳製品をすべて豆腐や納豆などの大豆製品(遺伝子組み換えではない)からなる植物性たんぱく質に置き換えるに置き換える。大豆製品は、乳癌治療薬のタモキシフェンと同じようなメカニズムで女性を乳癌から守る植物エストロジェンを含んでいる。エストロジェンとプロジェステロン様の作用を示す植物ホルモンを含み、更年期症状を抑える力もある。

動物性食品を大豆製品に置き換えると、それだけでコレステロール濃度が20%下がるという。下がるのは、悪玉といわれるLEDコレステロール。豆腐、味噌、醤油は日本の3大大豆食品は、日本人の体にあっているといえる。

油もバター使用せず、オリーブオイルかゴマ油。アマニ油などは加熱しないサラダのドレッシングとして使用。

大豆、かぼちゃ、ゴマ、ひまわり、アルファルファ、レンズ豆などの種子(とくにこれらの発芽種子)には、ビタミンCをはじめとするビタミンやミネラルが豊富で、たんぱく質も多い。

ジチオールチオンを含むを含むアブラナ科の植物(白菜、ブロッコリー、カリフラワーなど)を食べている人に、がんの発生が少ないことが2免疫研究で示されたという。

野菜ががんの予防に有効な他の植物成分同様、発がん性物質を解毒する肝臓の酵素を活性化して、腫瘍の発生を抑制するといわれ、イソチオシアネートの一種で、アブラナ科の植物の辛味成分であるスルフォラフェインもまた、肝臓の解毒酵素を活性化させ、がんの発生を抑制するらしい。

スルフォラフェインが、発癌物質による乳腺腫瘍の発生を抑制することは、動物実験で確認済みで、さらに、アブラナ科野菜に含まれているインドールー3-カルビノールはエストロジェンの代謝を促進するので、特に乳癌の予防効果が大きいと言われている。生のブロッコリーは、大腸がんの予防になると推測される(豚のDNA障害の研究から)。

ユリ科ネギ属のニンニク、玉ねぎ、チャイブ、ニラなども、がんの予防に有効な植物と「乳がんと牛乳」には書かれていた。

野菜は生か軽い調理(蒸し野菜、油通し)をするようにしている。肉はたまに鶏肉を食べるぐらいであまり食べないが、魚介類や海草類は食べるようにしている。魚や肉は完全に火を通したほうがいい。

ユリ科ネギ属のニンニク、玉ねぎ、チャイブ、ニラなども、がんの予防に有効な植物。

 食生活を変えた頃は、野菜のジュースをつくって食物繊維がいいとそのまま飲んでいたが、やはりまずい。今はサラダのようにして生でできるだけ食べるようにしている。

ガーデニングが趣味で、庭で野菜やハーブを育てられるのも、徳島に住んだからできることかもしれない。きれいな空気の徳島で山や田んぼを眺めながら、野菜やハーブを育てていると、それだけでリラックスできる。

 本などでよいと書かれていることは、そのまま実行しようとして、フェンネルのような失敗もした。もうそろそろ癌を発見したときから一年経とうとしている。私の試行錯誤の食生活もやっと落ち着いてきた。

魚や野菜・豆類中心の日本料理がほとんどだが、土日は外食もする。ただし、肉や乳製品を使っていないものを選ぶ。時にはお店の人に食材などを尋ねる。お店によっては、バターなどを使わず、オリーブオイルなどで調理してくれるところもある。

 パンもバターや牛乳・乳製品を使用してないものを探す。結構、最近はそのようなパンも市販されている。コーヒーなども麦芽コーヒーな豆乳紅茶などを買う。

 どのような食生活をするかは、これまで自分がどのような食生活をして体をつくってきたか、今どのような状態にあるかなどを判断材料として決めることで、本の作者の食生活わそのまま自分にあてはめることはできないということに気がついた。他人の実行していることを鵜呑みにしてはいけないということだ。必ず自分の体に置き換えるワンクッションがなくてはならない。

 自分の体は自分で守る。癌を増殖させず、再発させないために私は私のできることをしようと思っている。



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テーマ : 乳がん
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

和枝

Author:和枝
 高校教師をやめ、ガーデニングのブログを書くうちに、気づいた小沢問題の陰に潜むマスコミや検察の腐敗をブロガーたちと追究し、小沢一郎氏の無罪判決を得ることができました。

「和順庭の四季おりおり」と題したブログの時から御支持いただいた真実を追究する仲間や冤罪被害者の皆様に支えられ、市民メディア「ツイートテレビ」を立ち上げ、私も生まれ育った東京を離れ、「生活の党と山本太郎と仲間たち」に習い、心機一転、主人の郷里・徳島にてエネルギッシュで常に現実に向き合い情報発信する生活をしています。
 
 それに伴い「和順庭」と名づけた庭も徳島県へ引っ越しました。



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■銀行からの振込みの場合
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口座名 服部 和枝

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